父親が亡くなったあと、相談者様は母親と二人で生活をしておりましたが、自身の給料と母の年金では生活費が足りず、生活費の補填の為にクレジットカードを発行し、 利用するようになりました。しかし、カード枠の借入枠はすぐに限度額に達し、消費者金融や銀行から生活費として借入をしました。 債権者が増えるにつれ返済も難しくなり、自転車操業により何とか凌いでいたものの、返済を続けることに限界を感じ、ご相談をいただきました。

1人暮らしをしていたアパートの更新料が払えず、最初のお借入をした相談者様。お付き合いしていたパートナーと同棲することが決まり、引っ越し費用をお支払いしたために、生活費が不足し複数の業者からお借入を起こす結果になりました。毎月の返済はしっかりおこなっていたものの、生活費が不足してしまう頻度が高くなっておりました。
そんな中、結婚をすることになりましたが、その際も自身で引っ越し費用を工面することができず、お借入をおこす金額が次第に多くなっていきました。
お借入をしないと生活ができない状態に陥り、このままではいけないと思い、当事務所へご相談をいただきました。

依頼者様には子供が5人おり、マイホームを購入したものの、幼い子供がいるため、妻が働きに出ることができない状況が続いていました。 子供たちの成長に伴い、保育料、塾や習い事の月謝も発生するようになり、次第にやり繰りが大変になっていきました。 当初は、家計を立て直すため、妻に事情を打ち明けるタイミングを探していたのですが、次第に債務が膨らみ、その利用が高額なものになっていくと、 反対に妻に知られたくないという思いが強くなりました。そして、生活費を工面するため、妻に隠して借入等を繰り返すようになりました。

依頼者様は、30代の女性です。当時お付き合いをしていたパートナーと結婚をし挙式を上げる予定がありましたが、挙式を上げる日が迫るにつれ気分が落ち込んだり、 不安に襲われるマリッジブルーの症状が強くなっていました。パートナーに打ち明けることができず、結果として婚姻を破棄し、挙式のキャンセル料は自身で借入を起こしお支払いしました。 フィットネスインストラクターとして働いていた給料の中から返済はできていましたが、人と密にかかる仕事柄、コロナが流行し収入が大幅に下がった結果、返済を継続することが困難になりました。 数か月も返済が滞っていたため一括請求の督促が来るようになりましたが、督促のお電話に出ることが怖くなってしまい、当事務所にご相談いただきました。